たぬきのとおちゃん、きつねのにょうぼう
2009年7月22日 エッセイ今日は何十年ぶりの皆既日食と言うてがやがやしとる~
何十うん年前は北海道の礼文島で金環食と記憶してる
むかしは、煤塗ったガラスやフイルムの黒い部分で素に太陽見たも んだがね~
日食用グラスなんて買うまでもなくボール紙にピンポイントの穴開けてチャンスがあればと待機してたが、日本国中暗雲垂れ込めて日食日和とは行かない~
雨模様すらの雲間から薄日が射した~
手作りの貧相な観測グッズ!?を持って玄関開けたら、二、三軒となりのたぬきのとおちゃんが大きな声で「見えるわ見える、うん、欠けとる、欠けとるわ~」 儂の家の玄関前まで出張ってきて大騒ぎ!!
なんでぇ~!? お前さんとこ前にも空地あるし、空だってあるだろ! 何で三軒先まで、、こんな輩と席並べて今日のイベント過ごすのは絶対やだ~
しょうがない、内に入って裏口を空けて射す光りを求めて半月に欠けた太陽を地上に投射して確かめることが出来た
ウチも、隣も余り外へ出張らないのでつねづねこのたぬきのとおちゃんはきつねの女房をかあさん、かあさんと呼ばわってにぎやかこの上も無い
空気は読まない、めおとたち、とくにとおちゃんが、、
どうか
うちらの制空権を犯さないで~
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