仏壇の奥まで明かき豊の秋
2006年9月24日台風13号、14号と立て続けに日本列島をかすめて走り去った。
これさえなければ空気も澄んで今1年中で一番いい気候だ。
きょうは、玄関の扉もあけ、窓も開放、台所の窓もドアも開け放ち家中を
自然の風が走り抜けている。
この間までクーラーを使っても体温調節がママならず、扇風機で熱い空気をかき混ぜて耐えていたのがうそのようだ。
窓の外の自然は今、まさに風光明媚というべきである。
見えるところの地上は稲という稲が黄に輝いてその上を渡る風の揺れで充実のほどがうかがえる。
その中を大和川の堤へ上がる白い道とガードレールがカーブをきっている。
堤防の草たちも実りの色をたたえている。
ここはさきほどブルトザーがやってきて傾斜しながら刈り取っていたようだが、もう新芽が出て程よい色合いをなしている。
この堤の上は奈良から大阪への街道が走っていてひっきりなしの車が左右している。
今日は日曜で車の量は少ないがまもなく、釣りを楽しむ人たちの自転車ががここへ立ち並ぶことになる。
堤の上には生駒山から続く近場の山も見える。
畳に寝転がったまま見えるこの借景は銭金に換えがたいものがある。
まあ、銭金をかけてこの位置を得たとも言えるのだが、、(笑)
そうだ、二階の部屋も開放しなくては、、
ベランダに出れば万葉の山、二上山も望むことが出来る。
ちかじかマンションか何かたつかも知れないのでコレは少しやばいな、、
まあ、一歩足を運べば大和川堤沿いに姿かたちのよい位置での二上山を見ることができる。
PCや洗濯機、ТVを引き取りますーのマイクがやってきた!
堤の上をピーポー鳴らせて緊急車も走っている。
その音たちが澄み切った空気の中を駆け抜けてゆく、、
ああ、4ついる飼い猫が一つを残してすべて出払っている。
行く先を聞いたこともないが一番気に入ったところを求めて行楽していることだろう。
自由きままなやつらであることだ。
明るい部屋でわがひとり文認むるなり、、
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