そして、稲は稔り、、

  輾転の反側うるち匂う夜を


風のない夜、外へ出てみると僅かなる涼気と静かなる夜気を感じる。
そのなかに、たわわなる青田からむっと押し寄せるすでに実をなした稲米の匂いがある。
自然界に繰り返される、充実の営み。 そして暑き夜の一個の人間の男の生理とのかかわり、、

 この作品は近頃のオスとしてのわが内なる声でもある。

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