春眠暁を覚えず処々に啼鳥を聞く

 夜来風雨の声花落つる事知る多少

            孟浩然 「春暁」


 早朝からPCできっこちゃんのブログを覗いていて、スズメと鈴焼きのお菓子の話を読んでいたらそのままだらしなく涎なんか出してうたた寝していた。

折から軒をうつ雨のおと 

 猫のお母ちゃんは未だかえって来ない

 そのちょっとの間に夢を見ていた、

お掃除のつなぎの服を着たかわいい女のこと話してた、 何気にお互いの身の上話などが始まって、ほんのりとろりとなっていた、

そのわきへ高校生の男子が数名集まって何やらがやがやテキストようなものを持って喋っていた。  

小耳に挟むとどうやら親鸞か、法然とか言うておるようで、、、

なら、おっちゃんが参考になるものを持ってきてあげるというと彼らは顔を見合わせてそれでも喜んでおった。

、、で、駆け付ける頃、彼らはこちらを見ながらも心を残すような格好の風情で角を曲がって消えて行ってしまった。

気がつくと僕の脇を彼らの先生らしき人が何やら工作用の荷物を運んで通り過ぎて行った。


ただ、それだけのことであったが、若い青年たちや少女に出会ったのには何やらうれしくなった、、  

思うのだが、人は死んだら本当に色も何も痛みも無い 無の世界なんだろうか、、 それとも親や親しい人たちとぼんやりとユメのように過せる世界なのか、、


 それならアチラの世界もちょっと良いものだがなぁと思ったりして、、
                                


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