某月某日 宵に寝たので深夜2時ごろに目を覚ます。

  気まぐれに、めしのおかずを作ることにする。
  冷凍室にはいろんなストックがある。
  南瓜かぼちゃ、小芋、インゲン豆、海老ちりソース、ウン、みんな真面目にちゃんと収まっているな、、 確かめた上、、きょうは千切り大根のおかずを作ろう、、(ナンジャぁーー!?)

 材料の封を切って半分だけ簡単に水洗いしてつけておく、おでん用の天ぷらを二つほど小さく切り一緒に、煮立て始める、、真夜中の厨に白い湯気が上がり始める、、しずかだな、、
なにか音楽が欲しい、、ウン、あったあったお誂え向きなのが、、

 さすがのNHK♪〜 真夜中のクラシック音楽。

モオツァルトのピアノソナタ ハ長調 ケッフェル545番。
フルートとハープのための協奏曲 やっぱりケフェルの?なんとか、、

ハ長調だから明るくって馴染みやすい旋律だ、、

ふつうフルートなんかは入らないのだけど、フルート好きのスポンサーの為にモオチャンが作ってあげたんだって、、やさしいな、モオチャン♪〜

いい音楽に酔いながら鍋の湯気を追っている。油断がならない、、すぐに水気がなくなるのだ、、素早く湯を継ぎ足す。かくし味に(べつに隠さなくっても良いけど)砂糖を少しょう、
くわえて煮含める。程よき時間の経過を経て、く音楽も終局を迎え、ここにモオツアルトと私とのふたりの天才による『おふくろの味、惣菜』が完成した。

 ほくほくの白い飯に合作天才による惣菜を食す。

 至福の味、至福の一とき、は深夜にあり!!だ。


 天才、モオツァルトは35歳にてその才能を使い果たした。



 もうひとりの天才はいまだ未完成の域をさ迷っている。

  


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