居なくなった家人のものがぎっしり箪笥の中に残っており、いつかは整理しなければと、困惑もし、途方にくれていたものだ。

 いま新潟県の大地震で、現在も余震の中の居られる被災者の方たちに少しでも使ってもらえたらと、、WEBを頼りに救援本部へ電話をかけた。

 早朝であったが、小千谷市役所の職員が出られた。

 「こちらに女性用の肌着と下着の新品が有ります。
 同じく、女性用のオーバーコートやらズボンが有りますが、そちらヘ送りたいと思いますが受け入れてもらえるでしょうか、、」

「これから寒さに向かいますので助かります、、どうぞよろしくお願いします、、」ということで、もう一度ハッキリと確認を取って電話を切った。

 これは、10月27日現在の様子である。

 救援物資が全国から寄せられ、毛布や、食料品、飲料水などは滞貨して整理しきれずに山積されているという話なのだ。
 整理するボランティアの人員も不足しているもよう、、。

 救援物資搬入のトラックが100台も数珠つなぎで混雑を呈しているという話、、

 聞いた話だが、救援物資はちゃんと自分達で現場まで運んで行って、そして被災者の方々に直
接渡すくらいのボランティアでやるべきだそうである、、

 そのあと、〇〇ネコ宅急便に電話したが、「うちも便が混雑して車が足りないし、先方へ届けても滞貨したままの状態でどうにもならないようですから、、」と、、色よい返事ではなかったた。

 でも、初志貫徹だ!! 「兎に角集荷をお願いします、先方は受け入れてくれると承諾済みですから、、」と言う事で明くる日、集荷に来て貰うことにした。

 当方としては家人の思い出の詰まった衣服の品々であったが、、”善は急げ”??のことわざどおり、、この際、敏速に梱包を二つ作り上げたものであった。

 集荷員は、小千谷市役所、郵便番号、電話番号だけでは不備だとやや、不服そうであった。
なんでもコンピューター任せで、伝票が切れないというのだ、、(何言ってヤンでいー!!
 今はみんなが新潟へ、新潟へ走って行ってるじゃないか、目ぇつぶってても行けるゾーー)

 カタ、カタ、タイプしてすぐ荷物番号出来たじゃないか、、
 あと、掌で尺取みたいに梱包の寸法を測って、二個分キッチリ送料を持って帰ったよー
 二つで、3、000円なり、、

 ああ♪〜、新潟まで届けに行く手間と時間が省けたーーーと胸を撫で下ろした。

 ところで、、〇〇ネコさんは、笑顔のサービスとか、送料割引などはこの際、やらないの、、                     
                          

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