彼岸の入り、休日のはじめ大阪へ出た。
                                

 ボクは大阪に生まれ、ココに育ち、いまは都心をはなれ山川のある町に住んでいる。

 所用を終えてから徒歩で御堂筋から心斎橋筋に入った。

 昭和の初頭に整地された御堂筋は幅44m。全長4kmこんな馬鹿デカイ道路をと批判されたが、商都大阪のメインストリートとして君臨した。 それがいまでは手狭になり一方通行になっている。ボクの認識不足でこれも20数年前の事のようだ、、

 イチョウ並木を梅田からビジネス街、本町を経てミナミの歓楽街を横に見ながら難波へ四キロは恋人達の格好のデートコースでもあった。

舌っ足らずの声で歐陽非非が「雨の御堂筋」を歌ったものだ。

 心斎橋筋といえばデパートの老舗大丸と十合。 軒をならべて覇を競い合ったが一方は、ココを撤退していまは工事中であった。

 ココは、買い物。ココは食事どころ。ココは屋上遊具。
、、とデパート毎に決まっていたものだ、、

ファミリー向き食堂の十合がココに今ないのが寂しい、、

 昼飯の食いどころを目当てに歩くのだが、大丸専の食堂もない、
さりとて並びのレストランは手狭で値段も高い、、何しろこのおじさん
浦島太郎みたいなもの、青い時代はスーパーかぶ号でココらは縄張りとして浪速の金を拾い集めたものだが、アレから幾十年!?
物の値段もさま替わりだもの、、

 心斎橋筋をウインドウショッピングするのを心ブラと言う。
連休の初日とて若者達で雑踏、芋のこを洗うよう、、
心斎橋もいろいろで100円ショップもあれば、似非ブランドや、1000円時計、つぼ焼きの芋まで売っている! 一個100円!?安いーー
 さらにミナミへ食堂を求め、あるく、蒸し暑さに頭がボウーとなる、、

戎橋ヘ出た! 例の場所だ。阪神ファンが飛びこんだり、マクドのカーネルおじさんを投げこんだ現場だ。 グリコのランナーも走ってる。

ココのかどっこにビルがあり安価で外国の名画を上映していた。

グレース・ケリーや、アラン・ラッド、オードリィ・ヘップバーンにココでは逢えた、、
                                

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索