もう七月だ。
                                
                                       
家人が居なくなってから五七日と言うのかな、、
仏教ではここらか四十九日をもって忌明けとするらしい、、
なにもわからぬまま、親切な近所の人や住持さんに聞きながら目下四十九日をひかえて万端準備中なのである。

お向かいの知り合いの人とお寺さんが友人と言うことでずいぶん助かっている、、、

例えば御布施をいくら包んだらいいかとか、細かい所がよくわからない、、読経が済んでからいつお茶と菓子を出したらいいかとか、、そんなことは年寄がそばに居ないとわからない、、ままよと一切のしきたりを無視して内らだけの密葬にしたもののそれなりの順序は踏まねばならない、、、葬儀屋からマニュアル通りの指示と、友人から直接の住持さんからの御布施の額を聞くなんてこれはもう驚天動地のことだね、、、
でも、それやこれやでずいぶん助かっている。
 

  弔いの日以来、四つ居た猫を開放した。
 

、と言うより邪魔になり面倒見ていられないからだ、、
家人が居たころは彼女の看病と、やつらの世話を考えるに、、猫に取られる時間が多いという難儀になっていたのだ。

 これを機に、外猫としてやることに、、、
野良じゃなくって餌は与えて行動は自由に、、と言うこと、、
やつらにとってはこれほど気分の良いことは有るまい、、、


 さて、これから先どうなることか、、、、


   小手鞠 るい 小学館 2004/02 ¥1,470
                                        

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