灯るまで蛍ぶくろと過ごしけり  たかと

 夜は灯る 蛍袋の二つかな     〃
                                
                               
 いつもの市の温泉へ

昼過ぎ一時頃に昼湯に入ると言う結構な身分だ。

ここの受付には我が藤原紀香嬢が迎えてくれるありがたい仕組みになっておる。(笑)

 あるいは、深キョンと言っても良いがこれは脈絡がない、、とある人に笑われた。

 良いではないか我が心の紀香、深キョンと断わっているのだから、、

 さて受付には常に季節折々の豪華な飾り花が設えてある、、さくらの頃には櫻花を枝振りのまま、、


      受付嬢は ソメイヨシノと申します  たかと


 きょうは何の花かねと問えば、「ほたる袋」か「つりがねそう」でおじゃるとお答えになった。

 もう一つは白やピンクのふわふわした造花のごときフラワーたち。
 もう一と盛りの花が、”ほたるぶくろ”と言うわけだ、、

 紫や白の涼しげな色の鈴蘭状の大きな花を沢山付けている、、
ちょうど蛍が中に篭って灯を点すくらいの大きさだからこの名前がついたのであろう〜

 「この頃はここらあたりも蛍が居なくなったわねえ〜 」と紀香さんは言う

 「居ないよーーこんな街なかに、、」とわたし

 「いいえーー 私のご幼少の折にはその御陵さんに沢山飛び交っていましてよ、、」

 「ああ、そうなんだー 紀香チャンは地の人なんだーー これはおみそれいたしました、、」

 「じゃあ、蛍の代りに夜はこの花の中で灯を点して二人で遊ぼうか♪〜」

 「そうしよっかぁ〜  その前にまずは、お風呂へはいってらっしゃいな、、」



      他愛のない話しである。


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