ISBN:4620316733 単行本 三品 隆司 毎日新聞社 2004/03 ¥1,890


   おれおれと風にあまたの韮の花  たかと
                                                        月に一度の外来診察に、家人を伴った。
 
きょうは、血液検査があるので、早暁に少し朝飯を食べた。

水くらいは摂ってもよいが、昼2時の採血まで物を食べてはいけないと言われると余計に飢餓感が襲う、、
食べるといったって大した量じゃないのに、、人間、一度食事抜くだけのに気になってしょうがない、、              


 ハイ、すぐにお迎えに上がります〜


こう言う丁寧な言葉遣いは気持ちがいい

 かかり付けのタクシーで病院へ

いつもは最終四時予約なので、きょうの待合室の混雑に驚く。

血圧測定はすぐにあったが、採血の呼び出しがない、、
担当医を経なければ駄目なのに、ちゃんと通してくれてるのかなあーー

受付に問いただすも、担当医に診察どきに、、としか言わない、、
一時間半以上待たされやっと受診に、、

  きょうは、採血の予定になっていましたが、、

 あーー、そ、そうでしたねーー エッ!? 四時まえ、、

あわてて電話連絡で、採血担当医に通した〜〜

もう知らんーー!!
もう採血を止めさせようとも思っていた、
 先生、お忙しいでしょうが、、忘れないで、お願いねーー

前回、チョットこちらにも落ち度があった、、
採血前に、知らずに通常どおり甘いものを食ってしまったらしい、、

そりゃあ正しい数字は摂れないよーー
糖度が高いのでもう一度検査をーーと言うことに相成ったのだ、、
多分知らずに食った分だとは思うのだが、、、

都合、いろいろあったが待合い2時間、往復その他で1時間。
3時間費やして帰宅する。

 わが狭庭にはいま、一直線に並び、韮の花が咲いている。

車を降りて家の鍵を開ける間、足萎えの家人が門柱に掌を置き、
その小さな白い花を見つめていた。
目のほうも弱視といわれる方なので、、白がチラチラ程度に見えていたのだろうか、、

青いどっさりと生う葉に3、40センチの茎を伸ばした頂きに白の小花を付けている。


 風に吹かれ異様に自己主張するニラの花ではあった。


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