ISBN:414188376X 大型本 千 宗左 日本放送出版協会 2004/01 ¥1,050
                                

     日より続きのきょうこの頃は♪〜                                                                         
   
 思わず口をついて出るメロデイーー エッツ! 普通出ないよねーー

 なんだっけこの歌は、、


     「茶摘(ちゃつみ)」
    作詞作曲不詳/文部省唱歌

    夏も近づく八十八夜
    野にも山にも若葉がしげる
    「あれに見えるは茶摘じゃないか
    あかねだすきに菅(すげ)のかさ」

    日和りつづきの今日このごろを
    心のどかに摘みつつ歌う
    「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
    摘まにゃ日本の茶にならぬ」



 それなりに歳を召された人達には、せっつせっつせーと手拍子をしたくなる
数取り唄だ、、
 

 ずっと前にホトトギス派の俳句の先生を迎えて宇治の茶どころへ俳句の吟行
に行った事があるが、、コンな風情は、いまも残っているのかな!?
 手甲、脚半、できりりと固め、茜のたすきをか
けて絣の着物で姐さまかぶりの白手拭い、、
あーー、もうコンな言葉も忘却の彼方になりつつあるなあー


    茶摘籠こぼるるもあり昼深し たかと



 なんか一丁前、ホトトギス俳句の五七五やってるなあーー(笑)


 ♪〜旅行けばあ〜駿河の国に茶の香りぃーーい
   名所古跡の多いなかアーー

 これは、広沢虎造師の清水の次郎長の浪曲♪〜

 童謡も、浪花節も教科書以上に為になるなあーー

 ところで八十八夜といえば、
立春から数えて八十八日目をいう。今年は五月一日。
 この日を目安にして田の苗代を作ったり、各種種まきや、野菜の移植をするという。

茶摘みの最適期でもある。
 この苗代作りをはじめとして米は、田植を行い米がわれわれの口に入るまで
八十八もの工程を経て白い飯になるということだ。


  米という文字を分解すれば、、八十八となる所以だ。


この農作業に関わるお百姓の手間を思えば米の一粒までこぼすな、あだやおろそかにするなと戒められてきた。
                                                                

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