二つ折りの恋文が〜
2004年5月3日 ねこの居場所、ひとの居場所二つ折りの恋文が♪〜
洗濯日和度 100パーセント
夏物は手洗いでも簡単〜 自分のものは自分で、、
濯ぎ干す男の唄よつばくらめ たかと
これは、わが古典にも属するスタンダードの句である。
向かいのもうとくにリタイアした夫婦二人連れがきょうはチロルハットなど着用
して、ザックをからげ何処かへ出て行く。
そのもう一つ奥の家には大きな犬が侍っている。
この犬が35kgもの重量ものなのだ。
散歩の時間とて連れ出すのがまた犬と似合いの小柄な奥さん、、犬に引っ張ら
れ斜めになりながらこちらへ微笑の挨拶を交わしながら下を通り過ぎる、、
高いところから、あいさつをするのは礼に失するからいつも視線を避けてい
るのだが、、笑顔良しの人に掛かってはたまらない、、
先年も、正月の挨拶をされて、あわててベランダから駆け下りていって同じ
地上に立って「おめでとうございます〜」なんて具合だった。
うちはネコ、先方は犬のペットつながりの何となく付き合いなのだ。
はたけ一枚隔てた横隣の家もくだんの犬と負けぬ大きなのを曳いて散歩から
帰って来た。
こちらも遠くから会釈される。
早朝、ベランダに立つのも、困ったものだな、、(笑)と痛感する。
何の樹だか名も知らぬ庭の木へ揚羽蝶がひらひらとやってきた。
照り返す若葉に捜し物でもするかのようにとどまるかと見えてまた次ぎの葉
へ、しばらく漂いつづけて、
留守の向かいの家の薔薇の花を嗅ぐでもなく一回りして、再びうちの木に舞い
戻って若葉に執心をしている、、
二つ折りの恋文が花の番地を捜している。
ルナール
でもなさそうな、、
紺の色を帯びたあげは蝶 ひとつ〜
陽射しのなか、ひとと蝶の時間が交差して、、
【アゲハチョウ科】
アゲハチョウ科Papilionidaeのチョウは開張が最小 4cmから最大 28cmくら
いの中型〜大型で,美しいものが多いが形,斑紋などはきわめて変化に富む。
極地を除く世界中に広く分布し,550 種前後が知られている。 〜中略〜
成虫は一般に陽光を好み,花を訪れる。大型種の雄には一定の区域内を規則
的に巡回飛翔する習性をもつものが多い。熱帯産のものや温帯産の夏型には羽
化後まもない雄が吸水行動を見せるものが多く,それらがときに大群を形成す
る。これを利用して多くの個体を採集している業者が外国にいる。
平凡社世界大百科事典より
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