宴のあと

2004年4月11日 エッセイ
きのうは、
一ヶ月に一度の家人の外来診療だった。

どの病院何科でも混雑満員が常だ、、
予約しておいて土曜日の最終四時からというのに、、駆けつけたがそれでも一時間待ちに成ってしまった。

いつものKタクシーを呼んで、河川、堤沿いに走る。

陽気は上々、河川敷にはテニス、野球に興じる人たちが、、
バーベキューパーティーあまり見かけなかったが、明日はきっと盛況に違いない、、、

運転手氏は、「この休日に外へ出んでも家で居ればいいのに、、」と堤の渋滞をぼやいていた、、

 われ等に対して気を使ってのボヤキだったのだろう、、


「近頃は少しは増しになったというけど、、景気はどう!?」

 運転手氏は「ダメーーッ!!」と一言で切って捨てた。


山手のその病院へ上がる道渓流沿いに残りの桜が続いている、、
夜桜用の雪洞(ぼんぼり)が昼の日と、すこしの風に
揺れていた。
あらかた散ってしまった樹に赤味を帯びた葉の新芽が
けぶるようだ、、



   次に訪れるのは、光り溢れる葉桜の頃だな、、、


コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索